「Amazon Echo Studioのハイレゾ配信ってどうなの?」
「3Dオーディオ対応はどんなことができるの?」
この記事はそんな方に向けて書いています。
どうも。3Dオーディオ大好きガッチ(@gatchsite)です。
最近よく耳にする「Dolby Atmos」は映画館だけで体験できる3Dオーディオかと思っていましたが、家庭でも実現できるんです。
スマートスピーカーの中で飛び抜けたスピーカー性能をもつ「Amazon Echo Studio」。
この記事では「Amazon Echo Studio」の性能や、初心者にも分かりやすく「ハイレゾ配信」や「3Dオーディオ」についても紹介しています。
Amazon Fire Tv Cubeと組み合わせたホームシアターの作り方なども紹介しています。
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Amazon Echo Studio(アマゾン エコー スタジオ)とは?
Amazonが開発、販売しているスマートスピーカーのフラグシップモデルが「Amazon Echo Studio」です。
ハイレゾ配信に対応したモデルとなっており「Amazon Music HD」で配信している高音質の音楽も楽しむことができます。
もちろんiTunes StoreやGoogle Playでダウンロードしてきた音楽もBluetooth接続して外部スピーカーとして流すこともできます。
3Dオーディオにも対応しているので映画館並みの音響を自宅に再現することもできちゃうようです!
ハイレゾ配信ってどう良いの?
ハイレゾ配信とは「CD並の高音質な音楽を配信する」サービスのことをいいます。
多くの音楽配信サービスで使用されているエンコード(圧縮)規格が「44.1kHz/16bit、256kbps」。
ビットレート(圧縮率)をあらわす値「256bps」は、大きいほど高音質になりますがファイル容量も大きくなってしまいます。
6,500万曲を配信している「Amazon Music Unlimited」のビットレートも同様256kbpsを採用しています。
「Amazon Music HD」では「44.1kHz/16bit、最大850kbps」とロスレスと言われるビットレートにて配信しています。
これは、CDの音源をそのまま配信していることと一緒です。
3Dオーディオでできることは?
音の広がりを立体的に体感できるのが3Dオーディオです。
5.1chのスピーカーでは前後左右の音の広がりを再現していましたが、3Dオーディオでは高さ方向も加わえることで立体的に音を表現します。
音楽はもちろんですが映画やドラマでも使用することができ、3Dオーディオで有名な「Dolby Atmos」に対応した動画配信サービスも増えています。
Amazon プライム ビデオ、U-NEXT、Netflix、ビデオマーケットでは、一部の作品で「Dolby Atmos」対応作品を配信しています。
今後3D映像・3Dオーディオの動画配信が、どんどん増えていくと思うとワクワクしてきますね。
Amazon Echo Studioの気になる性能は?
Amazon Echo Studioは、2.0インチミッドレンジスピーカーを3つ、1.0インチツイーターを1つ、5.25インチウーファーを1つと、5つのスピーカを内蔵しています。
サイズは、206x175x175mmと少し大きいため、置く場所はしっかり考えてから購入された方が良さそうです。
重さも3.5kgと重量級。Amazon Echo Dot 第3世代のように壁掛けスタイルは難しそうですね。
製品名 | Amazon Echo Studio |
---|---|
発売日 | 2019年12月 |
価格 | 24,980円 |
スピーカー | 2.0インチミッドレンジスピーカーx3 1.0インチツイーター 低音開口部付き5.25インチウーファー |
WiFi | デュアルバンド 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) |
Bluetooth | 対応 |
外部接続 | 3.5mm オーディオ出力 |
USB | -- |
サイズ | 206x175x175mm |
重さ | 3.5kg |
ハイレゾ配信「Amazon Music HD」さらに高音質な「Amazon Music Ultra HD」に対応
ハイレゾ配信に対応した唯一のEchoシリーズ「Amazon Echo Studio」。
Amazon Music HDでも音楽配信サービスに衝撃を与えましたが、さらに高音質な「192kHz/24bit」の音楽再生も行うことができます。
ハイレゾ配信を楽しむ場合は、1.5Mbps以上のネットワーク環境が必要になるので注意が必要です。
最近の光回線は1Gbpsが普通になってきていますので、あまり気にしなくても良いレベルかもしれませんね。
「Dolby Atmos」「sony 360 Reality Audio」の3Dオーディオに対応
3Dオーディオ対応のスマートスピーカーは「Amazon Echo Studio」だけです。
※2020年1月現在。
「Dolby Atmos」対応のスピーカーは多くありますが、2019年に発表されたばかりの「sony 360 Reality Audio」にも対応しているのは大きなメリットと言えそうです。
Amazon Music HDでは「sony 360 Reality Audio」に対応した音楽配信も開始されています。
ソニーの公式HPに「Amazon Echo Studio」の文字があることからAmazon・sony共に力を入れている製品であるとも言えます。
ソニー公式HP「新たな音楽体験「360 Reality Audio」対応コンテンツがAmazon Music HDで配信開始予定」より
Amazon Echo Studioの対応音楽配信サービス
対応音楽サービスはAmazon Prime Music、Amazon Music Unlimited、Amazon Music HDのAmazonMusicプランをはじめ、 Apple Music、 Spotify、 docomo dヒッツ、 au うたパス、 TUNE INと豊富なラインナップ。
サービス名 | 価格 | そのほか |
---|---|---|
Amazon Prime Music | 500円/月 | 年払いの4,800円/年も可能 |
Amazon Music Unlimited | 980円/月 | プライム会員は780円/月 |
Amazon Music Unlimited ファミリープラン | 1,480円/月 | プライム会員限定の年払い14,800円/年も可能 |
Amazon Music Unlimited Echoプラン | 380円/月 | Amazonプライム会員は780円/月 |
Amazon Music HD | 1,980円/月 | Amazonプライム会員は1,780円/月 |
サービス名 | 価格 | そのほか |
---|---|---|
Apple Music | 980円/月 | 学生480/月。ファミリー1,480円/月 |
Spotify | 基本無料 | 980円/月の広告なしプレミアムプラン |
docomo dヒッツ | 500円/月 | -- |
au うたパス | 300円/月 | 580円/月のオフライン再生プラン |
TUNE IN | 無料 | -- |
Amazon Echo Studioで3Dオーディオ環境をつくる方法
Amazon Fire Tv Cubeと組み合わせることで、映画館のような3Dオーディオ環境を作ることができます。
Amazon Echo Studio2台をテレビの左右に配置し、Amazon Fire Tv Cubeとペアリングするだけ。
ペアリングは「Alexaアプリ」を使ってスマホでできるので難しい設定が苦手な人でも簡単にセットアップできます。
Amazon Echo Studioのまとめ
ハイレゾ配信や3DオーディオなどEchoシリーズのフラッグシップモデルにふさわしい性能を持っているAmazon Echo Studioでしたね。
Amazon Music HDの高音質を楽しんだり、Amazon Fire Tv Cubeと組み合わせてホームシアターを楽しんだり。
スピーカー以上に生活に彩りを添えてくれること間違いなし、音にこだわりたい方にはとってもおすすめです。
ではでは、ガッチ(@gatchsite)でした。