ソニー8KテレビBRAVIA「Z9G」の価格は？日本での発売予定についても解説

2019/08/25

life

2020 年東京オリンピックまで残りあと少し。

観戦チケットを申込んだけれども、残念ながら外れてしまった…という方も少なくないでしょう。

競技場でオリンピックを見られないなら、せめて 4K テレビの臨場感ある映像で日本選手を応援したいと思う人は多いのではないでしょうか？

そんな中、注目されているのが 8K テレビです。

4K より 4 倍の画素数を持ち、より臨場感あふれる映像を観ることができると言われている 8K テレビ。

実はソニーも今年 1 月に 8k テレビを海外で先行販売しているのをご存知でしょうか？

今回は、気になるソニー 8K テレビ BRAVIA「Z9G」の価格と日本での発売予定についてご紹介します。

8K テレビとは？4K テレビとの違いも解説

出典：sony 公式サイト

8K テレビとは、縦 × 横の解像度が 7680×4320 画素の画質に対応するテレビ受像機のことを言います。 1,000 の単位を 1 キロ（K）と数え、横方向の解像度が約 8,000 画素であることから 8K と呼ばれています。

なお、既に販売されている 4K や 2K（フルハイビジョン HD）の画素数は以下のようになっています。

2K…1,920×1,080 画素
4K…3,840×2,160 画素

画素数で比較すると、8K は 4K の 4 倍、2K の 16 倍になります。 つまり、8K テレビは 4K や 2K のテレビよりもキメ細かくよりリアルな映像を映すことができるのです。

8K に対応している放送局と販売されている 8K テレビ

出典：総務省｜ 4K・8K ロードマップに関するフォローアップ会合（連絡会）配付資料

2019 年 8 月現在、8K 放送を行っているのは BS の NHK 放送のみ、販売されている 8K テレビはシャープ社製「LC-70X500」のみとなっています。

テレビ放送の 4K、8K 化は国策の 1 つで、2015 年に総務省は以下のような推進のためのロードマップを発表しています。

このロードマップを見ると、計画は順調に進んでいるようですね。2020 年の東京オリンピック開催までには、8K 放送も 4K 放送と同じく BS や CS、ケーブルテレビなどで配信される予定です。購入しても、NHK の BS しか見られないのであれば、勿体ないですからね。早く民放の BS 放送も 8K に対応して欲しいものです。

東京オリンピックまでに購入したい！ソニーの 8K テレビ

ソニーは 2019 年 1 月にアメリカのラスベガスで開催された世界最大級の家電見本展「CES 2019」で 8K テレビ BRAVIA「Z9G」を発表しました。ここでは、ソニーの 8K テレビの詳細とその価格をまとめました。

日本未発売！ソニー 8K テレビ BRAVIA「Z9G」とは

ソニー 8K テレビ BRAVIA「Z9G」の概要を表にまとめました。

商品名	BRAVIA「Z9G」
サイズ	85 インチ（187.83cm×105.79）、95 インチ（209.93×118.24）
画素数	7,680×4,320 ドット(約 3,200 万画素)
独自技術	独自のバックライト技術「Backlight Master Drive」、4 つのスピーカーを搭載した「Acoustic Multi-Audio」

何だかすごすぎてよく分からない方が多いと思いますので、「CES 2019」で展示されたソニーの BRAVIA「Z9G」の動画をご覧ください。

画面の大きさと明るさに圧倒される映像ですよね。一般的に画素数が上がると、画素 1 個あたりの面積が小さくなるので、画面はどうしても暗くなってしまいます。

BRAVIA「Z9G」はこの画像の暗さを解決するため、独自のバックライト技術「Backlight Master Drive」を採用し、眩いほどの明るさを実現させています。

また、8K 放送では臨場感のある音を実現させるため、22.2ch 音響と呼ばれる技術を採用しています。BRAVIA「Z9G」では、この迫力ある音を実現させるため、 テレビ画面に 4 つのスピーカーを搭載した「Acoustic Multi-Audio」を搭載しています。

その他にもソニーの最新技術がつまった 8K テレビ BRAVIA「Z9G」。日本での販売がいつになるか気になるところですが、残念ながら日本での発売は未定となっています。